スーツ生地に使われるウールについて

スーツ生地に使われるウールについて

スーツ生地に使われる素材の基本はウールです。
ウールとは羊毛です。
羊はほぼ全世界で飼育されておりその種類は3,000種類ほど。
その中でも毛織物に適した羊は限定されます。
スペインメリノ種を交配に交配を重ねオーストラリアの気候・環境に適応できるようにしたオーストラリアメリノは特に優れていると言われています。

羊毛には変わった特製があります。

・湿気を吸収する
羊毛にはスケールと呼ばれるウロコの様な物があります。
そのスケールは湿度によって開閉する特製があります(羊から刈り取った後でも)
空気中の湿気の吸収・放出を繰り返すので汗をかく人間にとって服地にするには大変良い物ですね。

・シワや型崩れが少ない
一本の羊毛は引き伸ばしての壊れずに30%以上も伸ばすことができるがそれをやめるとすぐに元に戻りしばらくすると完全に元どおりになるという性質を持っています。それは一本だけの状態だけでなく織物の状態になっても性質は変わりません。シワや型崩れの少ない衣服としては最適な素材です。

・温かい
ウールは縮れた毛(クランプ)でできており空気の含有量の多い構造を持っていますので、空気の層を作ることで暖かさを維持できます。

他にも燃えにくい、染色性が良い、汚れにくい、フェルト化するといった特徴があります。