スーツのしわの種類について
スーツには悪いしわと良いしわがあります。
良いしわとは?カラダの動きにともなってできるしわのことです。
胸と袖付けの中間に縦に膨らんだしわが出ますが
これはドレープといって腕を動かしやすくするためのしわです。
腕を下げた時に背中側のアームホールの下付近にできるしわ(抱きしわ)は小さなものであれば
ドレープ同様の物と考えてもいいでしょう。
悪いしわとは?服と体がフィットしないためにでるしわです。
生地が引っ張られたり、生地に余裕があり過ぎて生まれるしわのことです。
○突きしわ
背中の後ろ襟の下あたりにできる横方向のしわです。
肩の形状に対して生地の量があっていない
背中や肩の大きさに対して生地の量がフィットしないために生じるしわのことです。
○たすきじわ
正面からみて首の付け根から脇のしたへ向かいたすきをかけたように斜めにはいるしわです。
肩の形状に対して生地の分量があっていない
前身頃の部分が長すぎるために起こる。
日本人の肩は前肩といって肩先がやや前方にカーブしてついています。
このカーブにそって上着が作られていないと着心地のいい服にはなりません。
体系的に見るといかり肩の人や首が反っている人前肩の強い人は突きしわが出やすく
撫で肩や肩甲骨の出た人はたすきじわが出やすく、また撫で肩の人はおおきな抱きしわが
でやすくなります。
お持ちのスーツのサイズはいかがですか?