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生地の織り方の種類

生地の織り方の種類

平織り
経糸、緯糸共に一本ずつ交差に織り上げる
糸と糸の間に隙間が生まれるため夏素材やシャツ素材などの薄手の生地に使用される。

綾織り
経糸に対して緯糸がその上を何本飛んで潜るかによって呼び方は変わりますが
一般的には2本飛んで2本潜るものが秋冬物で最も多く使われる基本の織り方です。
表面に斜めのウネ筋が走って見えるのが特徴で隙間の少ない厚手の素材に適しています。

朱子織り
3本以上経糸または緯糸が飛んで5本目や8枚目、10枚目などに潜る織り方。毛織物で使われる朱子織りは5枚朱子が中心です。10枚以上の朱子はシルクなどの細かい糸で織られたものが主流です。経糸または緯糸がほとんど見えないので表面が平滑で光沢のある織物にすることができます。裏地やネクタイなどが代表的です。
デメリットは平織りや綾織りに比べ糸の飛んでいる距離が長いため耐久性が劣ります。