

婚約の返礼に、これから着る一着を贈る。
オーダースーツを選ぶときに軸にしたいのは、着る本人の用途、好み、そして身体に合うことです。どの場面で着たいのかを確かめ、生地や仕様を本人と相談しながら選ぶ。二人で過ごすその時間も、贈り物の一部として考えてみてはいかがでしょうか。
2003年刊のマナー書には、結納の目録に記す品名の例として「背広壱着」が挙げられています(『「さすが!」といわせる大人のマナー講座 改訂版』P.250、2003年)。
これは結納の目録についての記載例であり、現在の婚約返礼全般に共通する決まりを示すものではありません。また、「背広」はオーダーという仕立て方を指定する言葉でもありません。
返礼の形を考えるときは、相手や、必要に応じて両家の意向も確かめながら選ぶことをおすすめします。
贈り物を選ぶ際に相手の希望や好みに配慮すること大切です。
スーツのオーダーについても、使用目的や好みの色柄を伝え、それに合った一着をテーラーと相談しながら決めると良いでしょう。
婚約返礼として選ぶ場合も、まずは次の三つを話してみてください。
仕事で着る一着を考えるなら、濃紺やチャコールグレーが候補になります。
一方、仕事用と新郎衣装では、一着に求める役割が違います。何のために仕立てるのかを先に確かめておくと、選ぶ方向も見えてきます。
実用性に加えて、本人が着たいと思えることも、記念の品を選ぶ際に大切にしたい条件です。
色や生地を考えるときには、身体にどう合うかも一緒に相談してみてください。
どのような印象で着たいのか。仕事中にどのような動きをするのか。見た目と着心地の希望を伝えながら、一着を考えていくことをおすすめします。
注文を相談する際は、採寸や試着の進め方も確認しておきましょう。

完成を待つ時間もオーダーの醍醐味です。
婚約の返礼であれば、二人で生地を見比べ、着る場面を話し合う時間も、記念の一部になるかもしれません。
贈る側から「こんな一着が似合いそう」と伝える。着る側から「こういう日に着たい」と聞く。そのやり取りを、生地選びや仕様の相談に生かしてみてはいかがでしょうか。
予算や贈る形は、相手や必要に応じて両家と相談して決めることをおすすめします。着たい日がある場合は、注文前に店へ伝え、間に合うかを確認してください。
サプライズにしたい場合も、まずは希望する贈り方を相談してみてください。本人の来店や採寸をどう進めるかを含め、注文前に確認しておくと、贈る準備を具体的に考えられます。
ご相談の際は、次の五つを手がかりにしていただけます。
どんな日に着たいのか。どんな自分でいたいのか。
相手に尋ねることから、一着を考えてみる。婚約返礼のオーダースーツを、そんな贈り物として選んでみてはいかがでしょうか。
名古屋・那古野、四間道のDEFFERTは完全予約制です。婚約返礼の一着について、ご希望をお聞かせください。
お仕立て券のご用意もございます。